落とすケアはスキンケアの大切なファーストステップ

2017年9月14日

こんにちは！エステティシャン　冨永雅代です。

年齢とともに乾燥しやすくなると、"スキンケア"＝化粧水やクリームなどの"与えるケア"に重点が置かれがちです。

でもスキンケアの始まりにしてもっとも重要なポイントはクレンジング・洗顔の"落とすケア"なのです。落とすケアが正しくできているかどうかで、その後の与えるケアの効果効率が大きく変わります。

メイクや皮脂など、一日の汚れをしっかり落として、素肌に戻すことで、スキンケアがよく浸透し、効果が実感できます。汚れの上からいくら美容成分を重ねても無駄になってしまいます。

クレンジングは油性の汚れ、洗顔は水性の汚れをそれぞれ担当しています。

刺激がなく使い心地が肌に優しい製品でも、洗浄力が弱すぎるものは、残った汚れが肌ダメージとなるので良くありません。

また、油分を多く含むオイルクレンジング、コールドクリームは製品の成分自体がお肌に残留し、スキンケアの浸透を妨げます。できれば選ばないほうがよいでしょう。

肌本来のうるおいは（セラミド・保湿因子など）、洗顔時に多く流出してしまいます。ここで失ったうるおいは、後からどれだけ化粧水やクリームで補っても取り戻すことができません。

よいクレンジング・洗顔料は落とすだけでなく、このうるおいを守ることも考えて作られています。

年齢とともに古い角質が皮膚表面に溜まりやすくなります。老化角質がたまるとガサガサごわついた肌触りになり、化粧ノリが悪くなったり、肌の生まれ変わり（ターンオーバー）が低下します。

クレンジング・洗顔の適度な摩擦で、不要な角質を毎日少しずつやさしく落としていくことができます。

※もちろんゴシゴシこすってはいけません。あくまで汚れを落とす範囲の動きで十分に効果があります。

┃最後にひとこと

クレンジング・洗顔は落とすだけでなく、それ自体がスキンケアであることがお分かりいただけましたでしょうか。ただやればいい、と適当になさらず、お肌をより美しくするためにしている、という意識を持って取り組んでいただきたいです。

お肌に優しく、しっかり落ちる。年齢肌のことを考え抜いたうるおい贅沢クレンジング。

冨永雅代プロデュース　エステティックトミナガ化粧品
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冨永雅代: １９７１年3月２４日生まれ　ＡＢ型　　美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロンエステティックトミナガオーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ　エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。

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