簡単に治るもの、どうやっても治らないもの・・

2017年9月14日

こんにちは！エステティシャン　冨永　雅代です！

毎日、色々なご質問をいただく度に、私も考えるきっかけをいただいている今日この頃です。お悩みの『凄いシワ』とか、『頬のシミ』も、どういう状態か解らないので、お写真をお送りいただく事にしているのですが、先日は20代の方で、額にくっきりと刻まれたシワのお写真をいただきました。

美容外科や、形成外科で、大掛かりでも必ず改善したいと思うのか、もしかしたら、前髪を下して目立たない様にしておくことが無難なのかもしれないし・・そういった事を含めて私の知る限りのご提案をさせていただく様にしているのですが、同時に気がかりなのが、こういうお悩みが深いケースをかっこうの的にして、効果が出ない商品やサービスを売りつける変なエステティックに捕まらないと良いのにな・・って。

治らないものを、あたかも改善が見込めるかのように提案し、お客様に希望を持たせ、大枚を吸い上げるエステティックサロンは身近に未だあるんです。

深く刻まれたシワはエステでは取れません。美容外科でも、簡単にはいか無いはず・・定期的にヒアルロン酸の注入を繰り返したり、お顔全体の皮膚を削る事は大がかり過ぎるし・・額を引っ張れば目立たなくなるのか・・これは治らないもので、一時的な解消になると思うんです。また、気付かれない為の何かを考えた方が早かったり・・。上記のお客様のお問合せは１回だけでしたが、納得できるカウンセリングをして下さる良いドクターに出会われたら良いのになって思っています。

でも、何もしないと悩みはより深刻になってしまいます。イレギュラーな方法も含めて代替案を提案できる事が経験なのかなと思います。

また、お顔からは逸れますが、脚が太い（浮腫み）などは比較的簡単に改善しやすいもので、わざわざ高額のエステサロンに行かずとも、腕の良いマッサージや整体でスッキリ細くなるケースが多いです。

皮膚や身体は生きていますが、上手くいって簡単に悩みが解消できるものと、どうやっても無理なものがあります。全てを一緒にしない方が良いです。それを知らずに希望を持ってやると、費用と時間が無駄になり、気持ちのダメージまで加わります。皆が最適な方法を提案してくれるとは限りません。

焦らず、代替案→その結果を十分にカウンセリングで踏まえ、それでもやってみないと分かりません。私が今まで行った美容外科でも、深く理解されて、きちんと結論を仰って下さるドクターと、解っていないから色々な処置を提案し、お金の無駄遣いになったケースもあります。私の場合は全てそれが経験になって良いんですが。

悩みが深くなると焦り、簡単に解消したいと希望ばかりが募ります。そんな時こそ落ち着いて、身近なものに、飛びつかない様になさってくださいね。私でよろしければ、相談してみてください。

この記事を書いた人

冨永雅代: １９７１年3月２４日生まれ　ＡＢ型　　美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロンエステティックトミナガオーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ　エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。

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