ローザンヌ国際コンクール2019を観に。

2019年2月17日

こんにちは！エステティシャン　冨永　雅代です。

TVで日本人３人の入賞が放映されていたかもしれません。。バレエ好きの私にとっても、ローザンヌコンクールは聖地で、１度観に行ってみたいなぁ。。と思っていて、今年で今までのボーリュ劇場が建替えなのと、お友達の生徒と、知り合いが２人　偶然出場する事もあり、観にいってきました。

実際の劇場は、思ったより、コンパクトで華美では無く、娯楽が少ないローザンヌの人たちの楽しみでもあるのかな？という印象。1日目は自由席。年齢別に午前と午後。クラシックとコンテンポラリー2曲の審査がありました。それが、セミファイナル。9日がファイナルです。チケットの入手が難しく、チケットやさんに頼んだ席は２階の後ろの方。。でも狭い劇場なので、オペラグラスと合わせて良くみえました。(行ってみて分かりましたが、当日券も売られていました）

素晴らしい作品のコンテンポラリーがあり、わぁ、こんなに良い作品が踊れるのは幸せな事だなぁ、と思いました。全て良かったけれど、若々しい魅力と楽しさが感じられる Richard.WのSWAN LAKE　は最高でした！昔はそれぞれコンテの作品を持ち寄っていましたが、いつの頃からか課題曲から選ぶようになったんですね。その方がダンサーの魅力が発揮できるように感じます。

他の若手コンクールには無いスピリッツと伝統をこういった面からでも感じることが出来ました。バレエを志す子供は毎日バレエ漬けです。学ぶことを目的に世界中に散らばっています。でもこのコンクールのワークショップで得られるもの、コーチングは特別幸せだろうなぁ・・と客席からも感じました。

９日ファイナリスト出場者達は、　決戦前に、舞台上で生ピアノでレッスン　YOU　TUBE　にリンクします。をしていて、公開されていました。これには本当に幸せな気分になれました。こういったレッスン＆コーチングで、ぶっつけ本番→ガチガチに緊張することなく、リラックスして最大限パフォーマンスを発揮するのでしょうね。

応援してた、佐々木バレエのすみなちゃんが3位✨

舞台に出てきた時から迫力が凄くて、前日はミスしたところも、しっかりキメてきてました。踊りは力強いプロの域で、2階の後ろの方の席まで、そのパワーと意志の強さはしっかり伝わってきました✨キメの角度やポーズが素晴らしすぎました。

ご両親の素晴らしい所をしっかり見て受け継いでるんやなぁ、ってのが私の感想です！凄かった‼️

4位の脇塚優くん。神戸コンクールの時から特別を感じていました。また観れるのを楽しみにしていました。お父さんも凄くパンチの効いた役をされるダンサーで優くんを初めて見た時から、もしかして…？って思ってました。

バレエが楽しい！と、身体中から伝えて、持ち前の芸術性と一緒に客席中を巻き込んだパワー溢れる踊りでした。皆んなが心温まって、彼のファンになったような感じ。ものすごくHOTな元気をもらいました。
2人とも、魅せ方は違うけど、個性を発揮して最後まで集中力を切らさないパワーに、凄いなぁと、感動しました。

昔、何かで読んだ吉田都さんが、「審査員の意見が割れる事は不思議と無い」のとおり、観客の歓声（意見）も申し合わせた様に合致していました。そのあたりが、すっごく気持ち良かったです。

ファイナリストは、みんな甲乙付けがたい特徴を持ち合わせたダンサーで、最後まで力を出し切れたか、コンディションや周りのサポートとか、積み重ねてきたものとか、全部が順位を左右するのでしょうね。。男性ダンサーのレベルの高さにも驚きました。

この記事を書いた人

冨永雅代: １９７１年3月２４日生まれ　ＡＢ型　　美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロンエステティックトミナガオーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ　エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。

→詳しいプロフィールはこちら