こんにちは!エステティシャン 冨永 雅代です。
今日は、身体の根幹、肌や髪、筋肉、ホルモン・・人間の生命活動を支えるための重要な栄養素 アミノ酸について、書きました。これは日々お客様からいただくご質問の答えに通じるもので、皆様に知っていただきたい内容です。
肌の弾力が無くなり、たるみやシワが気になったり、毛穴の開きが目立つ、同時に身体の元気がなく、疲れがたまっている・・年齢を重ねる毎に、生じるくたびれ現象・・。
それは、切り離して考えないで欲しいです。身体の各器官はそれぞれ決められた栄養で動いていて、新旧交代を繰り返しています。1番目立つ気になることだけを取り上げて、慌てないで下さい。殆どの肌トラブルには、背景(原因)があります。それを見ずに、色々なものに手を出しても上手くいきません。
「年齢とともに新陳代謝が悪くなる・・」これは皆さん口々におっしゃる言葉だと思います。それは年齢だから・・と諦めますか?それも一つです。
でも手を掛ける事で年齢を感じさせない体を作る事ができると思っていて、そのために知識が必要です。
ご相談をお伺いした際、私がご案内するのは、栄養についてなのですが、そのときサプリメントに懸念をお持ちのお客様が多い事に驚きます。そして、青汁も、酵素も、プラセンタ、セサミン、マルチビタミン・・などを何もかも一緒くたになさっている事が多くて、残念です。
お客様からいただく肌の悩み、突然のトラブルは、身体のタンパク質の不足からきている事が多いです。肌も筋肉も、ホルモンも、免疫もタンパク質を材料にして作られている事を知識として持ってほしいです。ご自身の健康や若さについて、手探りでは無く、背景からくる原因について見つめるきっかけになれば、幸いです。
年齢相応の美容・健康状態で満足であれば、毎日バランスが良く、ヘルシーな食生活だけで良いかもしれません。でも年齢よりも元気で、若々しくいたい。と思われるのであれば、それだけでは無理なんです。
目的が明確であれば、サプリメントほど理に叶ったものは無いと、私は思っています。もちろん身体に負担が無く、飲み続けても安心できる高品質な製品です。
その1番に身体の基礎栄養アミノ酸の摂取を、強くご案内します。私は20代の頃から飲み続けていて、特に、45歳を過ぎた頃から必要性を強く感じるようになりました。
アミノ酸の働き
アミノ酸は、身体の約20%を占めるタンパク質をつくっています。水分が約60% 脂肪が15%その他が5%・・各種アミノ酸がつながったものが、タンパク質になります。肌や毛髪、筋肉や骨、内臓、血液、ホルモン、神経伝達物質、免疫系・・身体の中のほとんどのものが、タンパク質無ではできないのです。
また、身体をつくっているだけではなく、身体を動かす生命活動のほとんど担っています。血液も、身体の酵素を作ったり、ホルモン、身体を守る免疫まで、タンパク質が関わっています。
そのタンパク質は20種類のアミノ酸から作られます。アミノ酸が無ければ、作る事ができず、新陳代謝ができず、皮膚の弾力は無くなり、身体の免疫は低下し、老化していくのです。
筋肉の主成分タンパク質の構成
アミノ酸やプロテインの摂取はアスリート用のイメージがあるかもしれません。筋肉の主成分であるタンパク質を構成している成分であることから、スポーツや筋肉を鍛える事で損傷しやすく、アスリートに必要性が高いのですが、スタミナ、疲労回復、筋肉痛の軽減、肥満対策にもアミノ酸は身体の中で使われています。
ストレスや肉体労働、スポーツも含め、私たちの身体は、不足したエネルギーを補う為に、筋肉のタンパク質を怖します。そうして筋肉量が減り、新陳代謝が落ちるのです。
筋肉はヒトのカラダの基礎代謝において消費エネルギーがとても多い部位です。年齢とともに筋肉量が減り基礎代謝が落ちます。筋肉を増やすと基礎代謝量もアップし、その結果として体脂肪の減少に繋がっていきます。
適度な運動は大切ですが、運動をされない方も、基礎代謝を上げる筋肉をつくるため、身体はアミノ酸を必要としています。
たるみ 毛穴の開き
肌の弾力成分コラーゲン。角質層に存在する保湿因子もアミノ酸でできています。しっとり、肌にハリ・弾力を維持する成分コラーゲンはアミノ酸が不足すると作る事ができません。結果カサカサ、たるみ、毛穴の開きが出てくるんです。
アミノ酸の分子はコラーゲンの3000分の1と言われています。分子量の大きさからコラーゲンそのものを補給しても吸収が難しい事が分ります。
真皮のコラーゲン成分が減少すると、肌はふっくらしたハリを失い、同時に透明感の無いパサパサした乾燥肌になります。真皮のコラーゲンは表皮からは補えず、飲用で補わないといけません。肌の弾力成分をつくるためには、アミノ酸の摂取がスムーズで早いです。またコラーゲンの強化に鉄分・ビタミンCが必要です。これがギュッとした強いハリをつくります。
上質な睡眠と免疫力
アミノ酸を摂取し、脳波を測るとリラックス状態のα派が増加し、興奮状態のβ派が抑制させるという報告があります。様々な研究から神経伝達物質の適正化で、リラックスした上質の睡眠が得られると言われています。。アミノ酸を上手く補給することで、深い眠りで肌を回復させ、身体の疲労感を軽減し、目覚めの良い、活力のある日々を過ごす事に役立ちます。
毎日必要なタンパク質(アミノ酸)・種類
身体を構成するタンパク質は、毎日合成と分解を繰り返しています。新旧交代が活発な身体の為に、毎日高タンパクな食事を摂る必要があります。タンパク質を形成するアミノ酸は20種類 うち、11種類は体内で他のアミノ酸から作ることができますが、残りの9種類は体内で合成することができず、食事やサプリメントから摂る必要があります。
(※アミノ酸20種類は1つ1つ、働きが認められていますが、今回はそれについて細かく取り上げていません。)
不足のサイン
タンパク不足の食事や、ストレスが多いとアミノ酸が不足します。そうすると身体の様々な機能が正しく行われず、免疫力が低下し風邪を引きやすくなったり、筋肉の疲れが取れずに身体がだるかったり、お肌は乾燥し、コラーゲンが生成されず、シワや弛みが表れます。
これは老化による自然現象でですが、放置しておくと気になる症状は進行していきます。
ケアの方法として、エビデンスの無いサプリメントを選択するのではなく、年齢と共に、より高タンパクな食生活と、サプリメントでアミノ酸を摂取しないといけないのです。加齢、エイジングというのは日々進行します。またアミノ酸も食べ溜めはできません。毎日身体の細胞の新旧交代の為に使われる材料です。
食事でタンパク質を摂取しても、身体の消化酵素を分泌してアミノ酸に分解、それから小腸で吸収という工程を辿らないとアミノ酸として身体では活用できません。胃腸が弱い方や、酵素の分泌が不足していたり、ストレスが多い方は、タンパク質を摂取してもアミノ酸にまで分解できていない事があります。
サプリメントの場合は、最小単位のアミノ酸になっているため、酵素の力を必要としない事でダイレクトに細胞に吸収されます。飲んで30分くらいで直ぐ元気が出るのは、そのせいです。
また、必須アミノ酸は9種類 全てをバランス良く摂取できるかどうかが身体に働くポイントです。どれかの量が少ないと、本来の働きができません。疲れが取れない、肌の悩みがある場合は、食事プラス、アミノ酸サプリメントの摂取が有効です。
加齢による肌のたるみ 毛穴の開きは、真皮の弾力コラーゲンが生成されていない事で起きる状態です。お化粧品だけで何とかしようとすることも勿体なく、内側からコラーゲン生成を促さないとお化粧品の量やアイテムが増えるばかりです。
また飲用する事で、全身に使われ、肌の元気だけでなく、身体の元気にも繋がりますので、合理的です。そして、高タンパクの食事を意識して摂る事が大切です。
アミノ酸が肌のハリ、身体の若さ、元気に直結している事をご理解いただけましたでしょうか?ご質問、美肌メソッドをご覧になってのご意見や、ご感想もお気軽にお寄せください。
◎現在ご新規のお客様のお問い合わせはお答えしていません。こちらをお読みください。
この記事を書いた人
-
1971年3月24日生まれ AB型 美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。
→詳しいプロフィールはこちら
最近の投稿
- 新着情報2024年11月23日クリスマスキャンペーン プレゼント付き!スタート致しました。
- 新着情報2024年11月18日水素SPA40%OFFの特別SALE クリスマスプレゼントラッピングも賜ります!
- 新着情報2024年11月17日首の歪みが、全身の不具合の始まりになります。腰痛や座骨腕が上がらない方も…
- 新着情報2024年11月16日健康維持と改善のためのご自身の身体を良く知る基礎勉強会