こんにちは!エステティシャン 冨永です。
女性は月経の周期もあり、気持ちや体調が、嵐のように変化します。。あわせてお肌も揺らぐことが多いので、更に不安やストレスを感じやすくなります。雨の日もだるさ、憂鬱を感じやすく無いでしょうか・・。
これは体の仕組み上仕方ないことなんです。。ある程度『そんなもんかな・・』と流される柔軟性も大切かもしれません。頑張ろうとして頑張れない自分を責めてしまっていませんか?肩の力を抜いて、自然体で前向きに今の自分を見てみてみませんか?
そんな自然現象、なぜ雨の日が憂鬱なのか知っていただきたいと思います。
雨の日は全身が落ち着いてしまう
雨の日は低気圧の影響で、体が「お休みモード」に入っています。
雨の日は空気中の酸素が少なくなります。体もたくさんの酸素を取り込むことができなくて、呼吸や脈がゆるやかになって、エネルギー代謝も低くなります。心身を休息させるほうに働く副交感神経が、晴れの日に活性する交感神経を抑えて優位になることが、雨の日の特徴です。
体がリラックスして落ち着こうとするのに対して、『どうして動けないの。。』頑張らないと・・・と、活発に動こうと思えば思うほど、憂鬱やだるさ、思うように頑張れない不安感が増していきます。
つらい低血圧とむくみ
また、だるさは気分だけの問題ではなく、体の不調も関係しています。
気圧が低下すると分泌が増える体内物質、ヒスタミンが血管を拡張させます。すると、血液の量に対して血管が広くなりすぎてしまい、血の循環が悪くなります。これによって低血圧や頭痛が引き起こされます。ヒスタミンには細胞の間を広げる作用もあり、血管の外に水分がたくさん逃げることで浮腫みになります。これが、『何となくだるい・・』なんですね。
さらに、ヒスタミンは交感神経を活性化する働きがあるため、雨で副交感神経が優位になっている体にとっては『混乱』のもとになり、自律神経が乱れた状態になりやすくなるんです。
どれも緊急性や重篤性がないので忙しさの中で見過ごしてしまいがちです。体がしんどくなっているから上手く進まないんだと分かれば、少しでも労わったり、症状を和らげる手を打つことができます。なんだかよく分からないまま空回りし続けるのは疲れてしまって、良くありません。自信をなくしてしまったり、本当に病気になってしまいます。
体の基礎を整えて影響を最小限に
雨の日(低気圧)の憂鬱は自然現象なので止められません(^^;)自分の気持ちや体と向き合って、何が起きているのかを知ることで、まずは「そういうものだから仕方ない」といったん手放しましょう。そして、大事な決め事は雨の日を避ける方が良いかもしれませんね。。自分に対して客観的でいると、気持ちの波にも流されにくくなります。
そうして自分の不調に気づいたら、少しでも軽減できるように体の基礎を整えるようになさってください。
お風呂にゆっくり入って自律神経を整える、血行を促進する。ストレッチやマッサージで老廃物を流して体を整える。糖質を減らし、たんぱく質とビタミンを意識した食事をする。
基本的なことですが、毎日の積み重ねで体の軸をしっかりさせれば、自然現象や環境の変化を受け流せる柔軟な心身になります。お肌の美しさもこれに含まれます。
頑張っても成果が出ない、スキンケアも効果が出ない、そんな時は自然に逆らって大切なことに気づいていらっしゃらない時です。お悩みの際はぜひ私にご相談ください。客観的な目を通してみると、また違った道が見えてきますよ。
この記事を書いた人
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1971年3月24日生まれ AB型 美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。
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