こんにちは！エステティシャン 冨永 雅代です。
プロテインブームで、飲料や、様々な食品にプロテインがオン されているのを目にするようになりました。タンパク質の必要性は、10年以上前から、お伝えしてきました。
タンパク質が、生命の根底を作る、最も大切な栄養で、筋肉や皮膚、酵素、ホルモン、心の健康をつくる材料で、全身のタンパク質は、常に分解⇔合成を繰り返してつくり変えられています。（代謝です）例えば食事をして、60ｇのタンパク質が吸収されたとすると、代謝を経て、約10ｇが便中、約45ｇが尿中、約5ｇが体表から失われ、タンパク質の収支は±0になります。
身体の環境は常に変化し、年齢やストレスにより身体が必要とするタンパク質の量は増えます。病気、けが、成長・妊娠・授乳、回復期、アスリート）はよりタンパク質が身体に必要になり、より消費がUPする事で、足りていないと、身体はリセットできません。
周りを見渡しても、おおむね低タンパク、タンパク質が不足していて、糖質過多の方が多いです。お腹を見たり、肌の様子で感じてもらえたらと思います。
そして、売れるからと安易にプロテインをONした製品は、実際問題どうなのでしょうね。。私は危険だと思います。
低分子にするには、技術も要るでしょうし、、吸収から代謝までを考えた製品、吸収→分解→体タンパク質への合成効率までを考えている製品で無いと、身体には生かされないのでは・・と思っていますし、タンパク質は消化吸収力が万全の体でも、血中に取り込まれる量は8～10％に過ぎないそうです。
バランスの良い、タンパク質を意識した食事、プロテインの飲用、エイジングには大切な事が沢山あります。私がアミノ酸をおススメするのは、沢山の種類を召し上がらない方に、とりあえず１つ・・
吸収効率が良く生かされて、体で感じていただけるからです。神経伝達物質、幸せホルモンの材料になるアミノ酸、心の穏やかさ、元気を感じる材料です。
加齢と共に、必ず筋肉量の低下が起き、プロテインの必要量が増えていくのに、それに逆らうかのように人間の不合理性によって、プロテインの体内取り込み量、消化吸収力は落ちていきます。
これは、分子整合栄養学を学ぶ中で、聞いた話ですが、安価なプロテインを沢山（毎日飲むものは、積み重なっていきます。）摂取すると、後々リーキーガット症候群（小腸の炎症）になる。１度なると回復にはかなりの期間（数年～）かかるそうです。
日本のサプリメントのレベルはまだまだ低いので要注意です。
分子栄養学に基づいて作られたサプリメントをもう２０年以上飲んで、毎日大量の資料と格闘していますが、これは専門性が高い分野で、とても大変だなぁと思ってます。実際教えても、お客様に継続してご案内できるまでなったエステティシャンは一人もいません。とても難しいけれど、喜んで下さっているお客様があって、メーカーの学びの機会やサポートを最大限利用して今に至ります。
やっぱり、真実が語れるエビデンス、それが生かされた本物の製品を扱ってこそ、仕事の意味があると思っています。
この記事を書いた人
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１９７１年3月２４日生まれ ＡＢ型 美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。
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