乾燥肌・敏感肌 美肌メソッド

乾燥ちりめんジワは保湿だけで解消できる?

こんにちは!エステティシャン 冨永雅代です。
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外は凍るような寒さと乾いた空気、室内は暖房。この季節、一日中お肌は乾燥した環境の中に置かれます。すると目元・口元だけでなくお顔全体にあらわれてくるのが、ちりめんジワです。鏡に顔を近づけると、細かいシワが沢山見えて、これは、老若男女問わず表れる現象です。

「保湿には気を付けているのに・・・」とさらに保湿ケアに力をいれても、なかなかシワが消えないのはなぜでしょう?20代前半の若い肌はこれだけで良いのですが。。

本日はちりめんジワ対策の落とし穴と正しいケアについてお話しします。

ちりめんジワの原因は空気の乾燥だけではありません

ちりめんジワは皮膚の表面で起きるトラブルなので、適切なケアをすれば比較的簡単に改善でき、大きなシワになる前の予防になります。しかし、多くの方はちりめんジワを単なる乾燥肌の悪化ととらえてクリーム塗る事だけに力を入れ、結果ちりめんジワを長引かせ、太いシワに進行させてしまいます。

保湿の前に角質ケアを

シワはお肌にできた溝ですが、肌が老化で凹んだ場合と、古い角質が砂漠の様になり、ひび割れる。2パターンあります。

冬のお肌は、寒さと乾燥で代謝が落ちています。すると古い角質が剥がれず表皮にずっと残るようになります。ちりめんジワは、乾燥で柔軟性を失ったお肌が凹み、角質がたまって盛り上がっているんですね。

なので、保湿だけでは凹凸が解消できません。加えて、古い角質に阻まれてお肌を保湿しにくくなっていると尚更です。

速やかなちりめんジワの解消には、潤いを与えるケアの前に、まずお肌についた不要な古い角質をクリアにすることが決め手になります。

老化角質対策として定期的なピーリングと洗顔料を用いた朝晩の洗顔をおすすめしています。

参考⇒ダブル洗顔はエイジングケアの味方。乾燥するなら、洗顔の仕方に原因があるかもしれません。

肌の乾燥を気にする方ほど洗顔をやめてしまい、老化角質が増加⇒さらに乾燥肌へと悪いサイクルにはまりやすくなります。気をつけましょう。

内側の補完が必要

空気の乾燥が激しい分、お肌を外気から守るためのクリームで膜を張ることだけ、保湿のみに力が入りがちですが、ちりめんジワの原因はお肌のうるおいを保つ力の低下です。また、年齢肌はコラーゲンなど、表皮を支えている組織の不足が大きな原因 それが不足している事で、ちりめんシワが太いシワに進行します。食事でタンパク質をしっかり補給しましょう。

参考⇒ アミノ酸は老化の全てに必要不可欠な栄養
肌の弾力、身体の代謝に1番に必要な栄養はアミノ酸(タンパク質)

セラミドはちりめんジワに最も不足しているもの。セラミド(保湿因子)が満タンにある⇒肌細胞同士がギュッとくっついてキメの整ったお肌は、内側に水分を閉じ込め外に逃がしません。また外気のストレスからお肌を守る力も強いのです。

保湿の前に、化粧水や美容液でお肌の水分量を上げることを意識してみてください。
参考⇒『保水』でお肌内部の水切れを防ぎましょう。『保湿』だけでは乾燥します。

紫外線対策、忘れていませんか?

水分の壁が薄い乾燥したお肌は、紫外線が通過しやすくなっています。冬であっても、紫外線対策を怠ると皮膚乾燥が進みます。これは表皮にとどまらず、お肌の内側から潤いを奪い、代謝の低下から老化角質の増加にもつながります。

冬も日焼け止め・美白ケアは必要です。
参考⇒敏感肌・乾燥肌を紫外線対策不足で悪化させていませんか?

冬の乾燥に原因を求めすぎないのが吉

この季節、お肌のトラブルの原因は何でも空気の乾燥のせいにされがちです。でも単純な保湿では問題が解決しないことがほとんどではないでしょうか?

空気の乾燥は後押しするきっかけで、本当の原因は基本のケアを怠ったことやお肌の老化にあります。

トラブルが出たらまずは普段の行動を振り返ってみてください。ご相談いただければ、一緒に原因追及、解決策のご提案までいたします。お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

冨永雅代
1971年3月24日生まれ AB型  美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。

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